幸せだった時を噛み締めて

乃木坂46オタク( @BocTok_ngz )のブログ

ハルジオンが咲く頃MV超個人的解釈(大正篇)

(注 今回あくまで個人的な解釈の塊であり他の人の解釈を否定するものではありません。)
乃木坂46の新曲「ハルジオンが咲く頃」のMV公開されましたね
見てないという人はまずご覧ください!

今回のMV監督は去年西野七瀬の初ソロ曲の監督も務め話題になった山戸結希監督、そして調べたところカメラなどの製作陣も山戸監督と仕事をしたことがあったり女性が主役の映像作品に関わっている方々が多いようです。
さて今回のMVの感想は自分のTLを見る限り泣けた泣けない良い悪いといつもより賛否が分かれた様に思います。台詞や状況説明の少なさ・激しく入れ替わる2つの場面・百合要素に加え視聴者のメンバーの見方の違いによっても感じ方が大きく変わったのが理由なのかな?
個人的なザックリした感想としては面白いかなと思いました。
MVの個人的な解釈をする前にストーリーと基礎知識を
まず公式サイトに書かれたストーリーですが
大正時代にある歌劇団から1人の女の子(深川麻衣)の卒業が決まり、歌劇団に残るメンバーの気持ちや、その事を知らずに入ってくる新入生(堀未央奈)と深川麻衣のやりとりなどを描いています。
深川麻衣は最後に何を残して去ってゆくのか・・・。
と情報量が少なく(当たり前かもしれませんが)見ればわかるよ位の事しか書いてありません。
次に公式のストーリーにも書いてありますが大正時代をイメージしているのでその当時「エス」と呼ばれたものについて

エスとは、sisterまたはsisterhoodの頭文字であり、主に戦前の女学生同士の特別に親密な関係を表す隠語である。
語源であるsisterからもわかるように、下級生が上級生を「お姉さま」と呼んで慕う姉妹的な関係が主流であったが、同級生同士や教師と生徒のエスもあった。
明治期に旧制の女学校が作られると、ロマンティックで叙情的な美意識を基盤とする女学生文化が発生した。
その美意識と、異性とのふれあいが極端に少ない女学校特有の環境の中で生まれた概念がエスである。
簡単に言えば今でいう百合、女性同士が親友以上の間柄になることですね。これを踏まえて大正篇のMV解釈を始めたいと思います。(今回意図的に全員苗字呼びしてます。読みづらくてごめんなさい)
大正篇は登校する堀から始まります。
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それを笑顔で出迎える深川ですが次の瞬間には真顔、堀も驚いた表情を見せます。しかしすぐに深川は柔和な笑みを見せます。
リップシンクを挟んで生田星野のピアノと椅子取りゲームのシーン
椅子取りゲームでは座れず残る深川と堀、それを見て立ち上がり深川の手を取りかけてゆく衛藤それに驚き追いかける白石を皮切りにみんな部屋を後にして行きます。堀を残して
舞台は深川と堀のシーンに戻ります。
横に来るよう目線で合図し堀のマントの紐をほどこうとする深川(まいまいの目線の動きが好きです)だが、深川を拒否して階段を駆け上がる堀f:id:thisismine:20160303091240p:image
歌唱パートを挟んで西野の唇に指を添える白石そこから2人ペアの映像が続き、張り出された校内新聞を見る一同とそれを見て逃げる白石深川(みさ先輩の満更でもない表情を筆頭にみんなの表情が素晴らしい!)f:id:thisismine:20160303092952p:image
続いて恐らく椅子取りゲームの後に戻って、深川を連れ出す衛藤だが白石が深川を連れ戻してしまい落胆する衛藤、それを陰から見る秋元
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そして生田星野f:id:thisismine:20160303093511p:image
橋本齋藤
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【エス】シーン
最後の歌劇のシーン
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深川から堀が花束を受け取り見つめ合うシーンで終わる
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ここまでが本編での大正篇の描写になります。行ったり来たりしすぎだよ!笑
さて自分の感じた事をまとめさせていただきます。
まず深川と白石は【エス】としてできているが隠している。[校内新聞のシーンとその後衛藤ではなく白石を選ぶシーンから]
この2人の関係を早いうちに西野と(もしかしたら)堀も知っている[西野の唇に指を添える白石のシーンと深川を拒否する堀のシーンから ただし堀のシーンは歌劇当日の様な気もするので違うかも(.後述)]
それを知らずに衛藤は深川に想いを寄せている。[言わずもがな校内新聞のシーンと椅子取りゲームのシーンから]
校内新聞のシーン後影響を受ける生田星野齋藤(橋本)[新聞のシーン時点でエスであったなら秘密を持ってるはずの星野と齋藤が首をかしげているのは整合性が取れない あの話題の後興味本位でと見るべきかな 橋本をカッコづけにしたのは2人のシーンで本気にしたのは齋藤だけで橋本は遊びの様に見えたのと次世代の3人が影響を受ける事に意味があると思ったから]
歌劇当日、いつもの様に早く来た堀(掃除をするため?)とその日は白石を待つ為早く来た深川[新聞のシーンで堀が箒を持っていることから担当であると仮定するといつも早く来てると思う あの2人の驚いた顔から堀は誰もいると思ってなかった様に見えるし深川は違う人を待ってる様に見える 深川がわざわざあの様に出迎えするのは特別な日だと思うのであの日を歌劇当日だと予想]

後のメンバーは直接的な描写が無いのでエスとは断定出来ないので仲の良い友達と判断しました。
とりあえずこの辺ですかね
歌劇のシーンで福神と3列目を分けた理由も気になるけど単純に福神と3列目って事なのかな…?

最後に疑問を一つだけ
未央奈が着ているこのマントと帽子は男性用に見えるのですが調べても当時の女性がこの格好をしている様には思えないのです。
堀を異質なものとしてか男役の人物と描いたのでしょうか?それとも時代考証のミスなのでしょうか?
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